不動産屋さんの中でも一番と言って差し支えないほど多いこの疑問に答えて行きます♪
家を買うと資産になります。一方、賃貸の場合は資産にはなりませんが、状況に応じて引越しが可能。あなたにとっては、どちらが合っているのでしょうか。
持ち家と賃貸、それぞれのメリット、デメリットを知ったうえで、自分に合う住まいの計画を立ててみましょう!
持ち家のメリット、デメリットを比較
持ち家のメリットは?
マンションや建売戸建てを購入、または注文住宅を建てることで持ち家を手に入れた場合には、どんなメリットがあるのでしょうか。
例えば、分譲マンションの場合、物件にもよりますが、設備や建具などが同じくらいの広さの平均的な賃貸物件に比べてグレードが高めなのが一般的。
また、物件によっては建具や内装材、キッチンなどを数種類から選べるものも。注文住宅なら予算に合わせて選ぶことが可能です。
また、持ち家は自分が所有するものですから、間取り変更など将来のリフォームも自由です。
ファミリーの場合、賃貸は3LDKが主流。でも、子どもが多いなど部屋数が多い家を希望するなら、持ち家のほうが選択肢が多くなります。
また、退職までに住宅ローンを完済すれば老後の住居費の負担が抑えられるのもメリットですね。
持ち家のデメリットは?
では、持ち家にデメリットはあるのでしょうか。
家は所有してしまうと、そこから簡単には移動しにくくなることが、一番大きなデメリットになります。
駅から徒歩5分以内など、売りやすく貸しやすい物件を選んでおくことで、住み替えしにくいというデメリットは回避することが可能です。
ただし、注意したいのは転勤になった場合に、家族が離ればなれになるケースがあること。
新築等は入居してから10年間(または13年間)は、住宅ローン控除が受けられます。ところが、その期間内に転勤になったとき、家族もいっしょに引越すとローン控除が受けられなくなります。そのため、単身赴任を選ぶ世帯が多くあります。
そのほか、収入が減っても住居費を減らしにくいこと、経年劣化に応じた家の補修や設備交換が必要になること、固定資産税・都市計画税がかかること、マンションの場合は修繕積立金や管理費、駐車場代といった恒常的な出費があることなど、賃貸の場合にはない負担があります。
マンションの場合、管理費や修繕積立金が年々上がるケースがあります。
また、物件によっては古くなってスラム化してしまうことも。そうなる前に、例えば、修繕積立金が大幅に上がる前に新築に住み替えることで、これらのデメリットを避けることもできるでしょう。