今回は、私が担当させて頂いているお客様にいつもお伝えさせて頂いている、
「お家探しのコツ（初級編）」をご紹介させて頂きます。
※注意※
正直長いし、写真も無いのでつまらないかも知れないです。
読むのが面倒な場合は下から他のブログを読んで下さい！(笑)
お役に立つかどうかわかりませんが、不動産のプロとしての生の声です。
何かの参考になれば幸いです。
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あなたはこれから住宅購入を検討しようと思い立った時、まずはどこから手を付けているでしょうか？
多くの場合、こんな場所、こんな家に住みたいなーと物件情報を集めることがまず優先だと考えがちですが、
住宅を購入する場合、切っても切り離せないのが「資金計画」です。
では不動産のプロから見て住宅購入で失敗しない為、より良いお家に巡り合う為には
何から先に手を付けるべきなのか？と言うお話です。
お家探し自体は非常に楽しいし、素敵なお家は数多くありますよね。
最初は色々な物件を見たりしたいと言う気持ちが先行してとりあえず見に行く方が多いと思いますが、
「資金計画」というと、なるべく後回しにしたいという心理が働く場合が多いようです。
言い換えればいきなりあまりお金の話には触れたくないという事かもしれません。
中にはシミュレーションなどを事前にしておられる方も多いですが、実際に銀行さんでお金を借りるとなった際、
ご自身でシミュレーター等で算出した借入可能額と実際の借入可能額が乖離し、ご予算や気に入った物件の変更を
しなければならないという事態も。。。
ご家族の状況や、今後の展望、月々の出費なども含め、具体的なお金の流れを考えず借入可能額そのままＭＡＸ
で借りてしまうと購入後、大変なことになってしまいます。
何故なら、「MAX借入出来る金額と毎月余裕を持って返して行ける金額」が、違うからです。
お家探しの取っ掛かりとしてやはり物件情報から取得するのは仕方がありません。
ですが、実際に現地を内覧し気に入ったけれど、想定していた借入額を超えていた場合はどうでしょう？
仮にその物件をどうしても購入したい、けれど資金計画がなかなか成り立たないというケースでは少し
無理してでも買おうという心理が働きます。
また、不動産営業マンもなんとかして借入できる銀行がないかと奔走します。
悲しい事に、このような場面で『やめておいた方がいい』と的確なアドバイスができる
営業マンは私の知る限りほぼ存在しません。
そうならないよう、まずは最初にしっかりと資金計画を立てる事から始めましょう。
結論、住宅購入を検討する際はまず
「物件探し→資金計画」ではなく、
「資金計画→物件探し」の順で信頼できる不動産営業マンと一緒に進めて行くことが
ベストなお家探しのスタートと言えます。
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毎月のお支払いが大変で売却というケースのご相談を受ける事がたまにありますが、原因は
「購入時の資金計画にあまり注意を払わなかった」もしくは「適当な営業マンに当たった」という事に起因します。
物件を重視するあまり、可能な支出を超えてしまっていたというパターンです。
綿密に計画を立てているようでも、多くの方が最終的に高テンション状態で契約まで進むと言えます。
一生に一度の買い物という言葉が表す通り、一世一代の買い物を冷静なテンションで決断できる人はなかなかいません。
営業マンもそのテンションを借りてそのまま進めてしまいがちなんですが、その結果、
せっかく手に入れたお家を早々に手放す悲しい結末を迎える方が少なからずおられます。
購入時に、的確なアドバイスをくれる営業マンが担当していれば…そんな事にはならなかったかもしれません。
「借入できる金額=返せる金額」という認識は危険です。
家計の余分な出費を抑え、その分を住宅ローンに充ててもいいと言う方はローン地獄に陥る可能性が高いので
特に注意が必要です。
住宅購入において、『欲しいけど買えるかな？』という状態のまま探すのはあまり好ましいとは言えません。
仮に気に入った物件が他の購入希望者と競合した場合、どうしても取られたくない・無理してでも買いたい、
という心理に陥ってしまうことも考えられ、資金計画をおろそかにしたままご契約を迎えてしまうことも
あります。
しかしながら、住宅購入を検討し始めて、早いステップで資金計画を立てる事が出来ていれば、
『この条件以上の物件は見送る』『この条件であれば決断する』というベンチマークを設定する事ができ、
そのメリットは驚く程と言っていいほど住宅購入ではプラスに作用します。
住宅購入を一生に一度の買い物と考えるのであればこそ、
最初に重要視するべきは「信頼できる不動産営業マン」と「資金計画」だという事を理解して頂ければ幸いです。
以上、長々となりましたが「お家探しのコツ（初級編）」でございました！
ですがこちらは初級編、探し始めたばかりの時のアドバイスです。
他にも「物件探し」や「ご契約」、「借入銀行選び」、「ご決済」と新しい家に住むまでには沢山やることがあります。
そのお話はまたそのうち公開しようと思います。